人生の一大イベントである住宅の建設時には大工さんをはじめ多くの職人さんにお世話になる。
建て替えであれば、解体屋さんも出番となる。型枠大工、鉄筋工、大工、左官、配管工、電気工等々。その職人さんたちが気持ちよく仕事をしてもらうことがいい家をつくるポイントにもなる。
差し入れは、必要なのだろうか?原則的には不要である。
かく言う私は実際に住宅を建て替え新築のため今現在、工事進行中である。
作業の邪魔にならないように施主として現場に顔を出す。これは、自然の行動である。しかし、頻繁に行ってはいけない。仕事の邪魔になるからだ。多くても週1回までにとどめるべきだろう。
差し入れは義務ではなく、現場に行った時のついでのささやかな気持ちの表現なのである。
喜ばれる差し入れの頃合い
それでは、差し入れをする場合はいつがいいのだろうか?やはり職人さんの休憩時間が一番いい。
午前は10時すぎの小休止
12時からのお昼休憩
午後は15時過ぎの小休止 そのどれかの時間であればバッチリだ。
作業状況によって時間は前後するが誰に渡すのが良いということはない。棟梁(作業の中心者)が分かればその人に声をかければよいが、手のあいている人に差し入れをする。
一番大切なのが声掛けだ「いつも本当にありがとうございます。いい仕事に感謝です。一息いれてください」と。労をねぎらい感謝を伝えることだ。
喜ばれる差し入れは
それでは差し入れるものは何がいいのだろうか?
1番は、飲み物だ。夏は冷たいもの。寒い時期は温かいもの。
暑い時は、冷たいコーヒー、お茶が喜ばれた。缶ではなく、ペットボトルがいい。仕事の合間にも飲めるからだ。私は量販店で600mlの24本入りケースで割安の無糖コーヒーと同量のお茶のペットボトルを買ってきて冷やしておいたものを差し入れた。大変に喜ばれた。
2番は、御菓子。甘いものやしょっぱいもの。それぞれコブクロに入ったものが喜ばれる。
3番は、おしぼり。これは準備が大変なので1番、2番をしっかりやっておけば十分である。
要は気持ちで、高価なものは不要なのである。建築費は高価でしっかりと払っていくからである。気を使わせてはいけない。
一番喜ばれるものは
感謝の気持ちが大事なのである。職人さんは腕と根性の世界に生きている。粋に感じるのだ。
工事も無事故を期して、そして効率的な時間を計算しながら作業を進めている。
2024年5月21日、大安吉日。その日が我が家の上棟式である。
棟梁以下全員で8人の職人たちで上棟するそうだ。
建物にとっても、施主にとっても、大工さんにとっても重要な日となる。さてどう感謝を伝えようかな。
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