キャリアプランは何ですか ?
キャリアプランとは
「自分が今後どのような経歴を積み上げていくかを考える中長期的な計画」と言うことでしょうか?
還暦おじさんも60才になったから「還暦」の冠を被りました。人生を振り返ってみると、あっという間の60年でした。
キャリアとしては大学を卒業して地方の銀行に就職。窓口係(テラー)を含め一通りの内部事務を経験した後で渉外係(外回り、集金含む)で通算2年。
転勤(合計4支店を経験)して初任店2年の後の3支店の期間は全て融資係。最後は融資の支店長代理を経験しました。
約13年間、銀行に勤務し、異業種(サービス業・営業職)に引き抜かれ現在に至っています。

現在はというと2024年3月に定年を迎え、引き続き雇用延長で定年前と同じ仕事をさせて頂いています。
今まさに「キャリアプランは何ですか?」と聞かれると即答は難しいと思いました。
自己啓発の意味で定年前2年で宅建やFP2級試験を受け資格も取得しました。起業も考えていましたが今現在は尊敬する人生の先輩夫婦にも相談し起業は断念しました。
ブログに出会い、このブログが人生にとって重要なキャリアになると考えだしている今日この頃です。
老後とは
当にニュースで「高齢者が増え、認知症の方が増え、社会的経済的損失になる」との報道が旬です。
認知症の患者数が2030年に推計523万人にのぼることが、厚生労働省研究班(代表者・二宮利治九州大教授)が8日示した調査でわかった。高齢者の14%を占める。22年時点の443万人から8年間で約80万人増える推計だ。高齢化の進展に伴い、50年には587万人、60年には645万人と増加傾向が続く。
2024年5月8日付け「日本経済新聞電子版」より
還暦になって思うことですが、若い時は60才以降が老後だろうと漠然と思っていました。だいぶ前は55才定年が普通の時代もあり、その時は55才以降が老後だと思っていました。今では、考えられないです。
日本企業ではじめて売り上げ5兆円を超えたトヨタも条件付きで70才まで雇用延長に踏み切るとの報道もあったばかりです。
老後とはいつからを言うのでしょうか?
老後資金を使いはじめる平均年齢は66.8歳 「老後」とは何歳頃からなのかについては、人によって捉え方がさまざまです。 例えば経済的な側面から、公的年金や退職金以外に準備した資金を生活費として使いはじめる年齢を老後生活の開始時期とする見方もあります。 生命保険文化センターの調査によると、預貯金や個人年金保険、有価証券などの老後資金を使いはじめようと考えている年齢は、平均66.8歳となっています。 老後資金を使いはじめる年齢の分布をみると、「65歳」が34.2%と最も多く、次いで「70歳」23.4%、「60歳」11.7%の順となっています。
公益財団法人生命保険文化センターHPより
老後資金というお金を切り口にしての調査結果です。
年齢の区切り方については、厚生労働省のいくつかの調査では、「幼年」は0~4歳、「少年」は5~14歳、「青年」は15~24歳、「壮年」は25~44歳、「中年」は45~65歳、それ以上は「高年」と定義しているぞ。ちなみに中国の古い思想である陰陽五行では、年代を色と季節で区分して、青年期を「青春」、壮年期を「朱夏」、中年期を「白秋」、高年期を「玄冬」と言うよ。
公益財団法人日本漢字能力検定協会HPより
還暦60才以降の言い方は人それぞれ、どれも間違いでないということだと思います。
すべての絶対条件は
還暦とか、老後とか、高年とかそれらの範疇の絶対条件は、健康であることです。生老病死の実相の人生ですので病気にかかられている方も当然いらっしゃいます。
心が健康である、人生に前向きである、様々な困難や悩みはあるけれども希望を持って生きている。そういうことが大事ではないでしょうか?
還暦を迎え、定年退職になり、雇用延長中の自分に「キャリアプランは何ですか?」と問われて即答は難しいと思ったのはそんなことを考えていたからです。

限りある人間の人生ではあるものの希望をもって生きがいを見つけながら、その人がそのままありのままで価値ある人生のために積み上げる事柄全てをここではキャリア(経歴)と考えていきたいと思います。
そう考えたときにこの還暦以降の時期は「黄金」期ではないかと思いました。
黄金とは
貴重で価値の高いものを「黄金」といいます。私たちはどうしても「価値のたかいもの」というと貨幣価値で考えてしまいがちです。
貨幣価値でははかれないもの、狭い偏狭な基準ではかれないもの、そういうものが多い人生だと思います。
「キャリアプランは何ですか?」
「黄金の老後を健康で幸せに生き抜くことが私のキャリアプランです」
【PR】
【FLYMEe/フライミー】
【PR】本ブログのレンタルサーバーは↓↓↓

コメント