還暦おじさんの居場所は、我が家であり、職場であり、図書館である。我が家、職場は当然であるが、図書館もなんだと言われるかもしれない。生活環境の中で、身近に図書館があることは本当にありがたいことである。「平和・文化・教育」という柱の中に図書館が最重要の社会インフラという考え方をしていける社会にしていきたい。
地域の図書館
還暦おじさんは新潟県長岡市に住んでいる。
一番近い図書館が長岡市立中央図書館(長岡市学校町1-2-2)だ。かつては新潟大学教育学部・工学部長岡校舎があったところだ。

自宅からの距離は1.1キロ、徒歩15分。散歩にも丁度よい距離だ。歩いて行き、貸出冊数上限の10冊を借りてもリックを背負っていけば負担もない。
長岡市立南地域図書館(曲新町566-7。以下、長岡市立は省略)は自宅から4.5キロ、車で8分。
北地域図書館(新保町1399-3)は自宅から4.3㌔、車で8分。

西地域図書館(緑町3-55-41)は自宅から5.6㌔、車で13分。

昨年1年間は、ほぼ宅建試験受験に向けて集中した学習時間を確保したので休みの日や夏の暑い時には図書館を利用した。
よく利用したのが中央図書館、南地域図書館、北地域図書館、そして気分転換で西地域図書館である。夏休みや夕方には受験勉強や定期試験前の高校生が多いし、時には宅建の参考書を開いている方もいるのでいい刺激になった。
また、宅建本番試験を想定して試験時間にあわせて予想問題集を解いたりして実際の試験に備えたりもした。

気分転換で小説や写真集、雑誌も読めるし、さながら自分の書庫のように考え使ってもいる。
長岡市で最初の公立図書館として互尊文庫が大正7年(1918年)に開館した。昨年7月22日には米百俵プレイスミライエ長岡互尊文庫。市の中心街にあり駐車場は有料になってしまうが使い勝手のいい図書館だ。

還暦おじさんはこれらの図書館を我が勉強部屋のように使いこなし、宅建本試験会場のごとく何度も過去問、予想問題を解きまくったことも独学一発合格の大きな要素であったと考えている。
長岡市にはこれらの他に中之島地域図書館、寺泊地域図書館、栃尾地域図書館等がある。これは長岡市が平成の大合併で広域な市になったことからである。
図書館の思い出
このように昨年の宅建受験を通して図書館には多くの思い出を作ることが出来た。
大学の図書館。

新潟市に住んでいた時によく利用した図書館。その時々に真剣に学び、挑戦し、苦しんだことも思い出として命に刻まれている。故に、図書館は人生における最重要社会インフラなのだ。
読書の効用
読書は、頭脳を磨き、精神を鍛え、心を耕し、忍耐力を培う。読んだ分だけ、自分が得をする。
2024年4月23日「月々日々に」より
学び続けること、読書をし続けることが生きていく証だ。自分の人生だけでなく、読書によって多くの人生を歩めるようなものだ。
ちなみに還暦おじさんが今現在(2024.4.23)読んでいる本は、山崎豊子著「沈まぬ太陽(一)アフリカ篇・上」(新潮文庫)と坂下仁著「とにかく妻を社長にしなさい」(サンマーク出版)だ。
「頭脳を磨く」「精神を鍛える」「心を耕す」「忍耐力を培う」そして読んだ分だけ「自分が得をする」
人が「得をする」その連鎖で、拡大で、平和・文化・教育の社会が築かれる。図書館は平和・文化・教育のバロメーターとなる。
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