日経新聞を購読し続ける

大学で教えようという気持ちになったのは、還暦を迎えたときに、自らの来し方を振り返り、「もう人生は一回り終わった」という気持ちになったことが大きいです。(中略)

「人生の様々な問題にどう対処すべきか」という問いを立てることが人間の人間たるゆえんなのかと思います。考え抜く力を鍛えれば、生涯にわたって、「どう生きていけばいいのか」とか、「どう働けばいいのか」ということを考える力になっていくと思います。

「池上彰の大岡山通信ー若者たちへ(355)好奇心共に持ち続けよう」2024年4月3日付け日本経済新聞29面掲載

還暦おじさんの仲間入りをした私はこの記事に大変共感した。ただ正確な自分の思いとしては「人生の一つの大きな節目を迎えた。これからが人生の黄金期だ。いい人生を生きよう」というものだ。

この度、還暦を迎え、また自宅の建て替え新築を始めた私は、新聞各紙の購読料が値上げされているし、これから60歳にして再び住宅ローンの支払い(2回目。かつてマンション購入時利用)もあり生活出費を見直そうと考えた。新聞は日経新聞以外に他紙も取ってるし職場でもまた別の新聞も読めるから、まあ、いいかと考えたのである。

しかし、日経新聞は止められないのだ。


  1. 銀行での新入行員研修は貴重な体験でした。そこで強調されたのは、経済活動の世界での正確さと迅速性の重要性でした。正確さはどんなに小さな細部にも表れ、それが顧客の信頼構築に不可欠であるということが教えられました。また、時代の最前線で成功を収めるためには、常に最新の情報を得て、慎重かつ迅速に判断することが求められます。
  2. 積極的な自己投資の重要性は、人事部研修課の先輩によって示されました。彼は自分の経験から、毎月給与の一部を書籍代に充てるという習慣が自己成長につながったと語りました。この教訓は私の心に深く刻まれており、日々の行動に影響を与えています。
  3. 友人の勧めにより購読したのが日経新聞です。この中から私の知識は広がり続けています。これらは新しい考え方やアイデアを提示し、常に世界全体の動きに敏感になるよう促してくれます。日々の情報収集ツールとしても、日経新聞というメディアは非常に貴重です。
  4. 「私の履歴書」「私の本棚」などの記事は、成功した人々の人生や彼らが影響を受けた書籍に焦点を当てており、これらの記事を読むことで、私は大いに学び、刺激を受けることができます。それぞれの人生のストーリーや選んだ本が、私自身の選択や考え方に影響を与えています。
  5. 独自の選択が他者にどう捉えられるかは個人の視点によりますが、私は自己の選択から多くを学んでいると考えています。たとえ他人に理解されない選択であっても、私はそれが自己の文化やアイデンティティを形作ると信じています。例えば、ある特異な見解を持つ人から日経新聞について奇妙だと評されたことがありますが、それには動じません。多様な視点を受け入れ、自分らしい価値観を追求することを大切にしています。

だから、止められないのだ。

休刊日も、何故かポストに新聞がないか確認しに行く。

還暦おじさんは「人生の一つの大きな節目を迎えた。これからが人生の黄金期だ。いい人生を生きよう」と今日も思う。

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この記事を書いた人

還暦突入。雇用延長で頑張って働いています。地方銀行に約13年勤務後、転職して現在に至っています。宅地建物取引士。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。

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